一連の処理をひとまとめにして、名前をつけたものを「関数」と呼びます。
手間のかかる処理を関数として定義しておけば、必要なときに必要なだけ何度も呼び出すことができます。
関数は、function文を使って定義する。
定義した関数を実行するときは、関数名を記述するだけで良い。
関数の定義
function 関数名 () { 処理; }
定義した関数の使い方
関数名 ();
実際に関数を使ってみましょう
<script> //関数の定義 function hello() { document.write('こんにちは'); } hello(); //関数の呼び出し </script>
関数の定義は記述順序に関係なく優先的に行われるので、関数の呼び出しが先に記述されてもいても問題なく動作します。
<script> hello(); //関数の呼び出し //関数の定義 function hello() { document.write('こんにちは'); } </script>
前回作った「ランダムで画像を表示させる」に関数を使用してみましょう。
また、今までボタンは「inputタグ」を使用していましたが、今回は「buttonタグ」を使ってみましょう。
「inputタグ」と「buttonタグ」は使い方はほとんど一緒ですが、「inputタグ」が空要素なのに対して、「buttonタグ」は閉じタグとセットなので、「buttonタグ」を画像にする事も可能です。
ただ、「buttonタグ」を画像にする場合には注意が必要です。「buttonタグ」にデフォルトで付いているスタイルをリセットしないとブラウザーによっては思い通りの見た目にならないので、必ずリセットしましょう。
「buttonタグ」にリセットしない場合
「buttonタグ」に必要なリセット
button { margin: 0; padding: 0; border: none; } button:focus { outline: none; }