WEBサイト制作の勉強

WEBサイト制作の勉強の為の解説ブログです。

フェリカテクニカルアカデミー

隠し文字の設定

ナビゲーションを画像にする場合、気をつけたいのがliに記述している文字の扱いです。今回は文字も含めて画像にしているので、このままでは画像の文字とliに記述している文字がダブってしまい、画像の文字が読めなくなってしまいます。

ここで絶対にやってはいけなのが画像の文字を見せる為にliに記述している文字を消すという行為です。表示的にはダブっている文字が消えて綺麗に見えますが、文章構造上liの中身が空という事になってしまうので、絶対にNG


文章構造上liの中身は必須なので、CSSの方で文字を見えなくさせる記述をします。
方法はいくつかあります。以前は「text-indent: -999em;」と指定し、ものすごく左の方に文字を移動させる、という方法もありましたが、
現在最も使われている方法は、文字を右にずらし見えなくさせるという方法です。

右にずらす方法

#nav li a {
  display: block;
  width: ボタン幅;
  height: ボタン高さ;
  background: url(背景画像のパス) no-repeat;
  white-space: nowrap;
  text-indent: 100%;
  overflow: hidden;
}

white-spaceプロパティは、ソース中の半角スペース・タブ・改行の表示の仕方を指定する際に使用します。
「 nowrap」はソース中の連続する半角スペース・タブ・改行を、1つの半角スペースとして表示し、ボックスの大きさが指定されている場合にも、自動的に改行されません。